1975-06-25 第75回国会 衆議院 外務委員会 第25号
○寺井政府委員 ただいま先生御指摘の、いわゆる公海上と申しますか、かなり離れたところで油の流出を防止することを国際的に考えるということはないかという点でございますが、これは油による海水の汚濁の防止のための国際条約というものが実は一九五四年にできておりまして、その後、六九年にこれが改正され、七三年にさらに改正をされております。
○寺井政府委員 ただいま先生御指摘の、いわゆる公海上と申しますか、かなり離れたところで油の流出を防止することを国際的に考えるということはないかという点でございますが、これは油による海水の汚濁の防止のための国際条約というものが実は一九五四年にできておりまして、その後、六九年にこれが改正され、七三年にさらに改正をされております。
○寺井政府委員 先生御指摘の公海上で油を流すということをいかに防止するか規制するとかいう点につきまして、油による海水汚濁の防止のための国際条約というのがございます。これは六九年、七三年と二つございますが、まずこの条約に対する加盟国をふやすということが先決であろうかと存じます。
○寺井政府委員 先生御質問の具体的な金額につきまして私現在つまびらかでございません。もし必要でございますれば後刻調べて御報告したいと思いますが、いずれにいたしましても、これは関係業界もいろいろと研究いたしております。したがいまして、そうした研究費が十分であるかどうかという点につきましてはさらに調査をしなければ、この場でお答えできないというふうに考えております。
○寺井政府委員 四十七トンでございます。それから保安庁は五・五トン。
○寺井政府委員 海洋汚染の監視につきましては、当庁といたしまして組織、要員の増員を図ってきておりますし、また、監視用のヘリコプターの増強、あるいは汚染度を分析いたします分析測定器の整備を毎年図って増強をしてまいっておる状態でございます。
○寺井政府委員 ただいま先生御指摘のことは東京湾のケースだと思いますけれども、あれは確かにおっしゃるとおり二日かかりました。
○寺井政府委員 私、汚染防止ゾーンに限って了解しているところでお答えいたしますけれども、日本といたしましては、五十海里の汚染防止ゾーンというのを、海洋法会議で正式に主張いたしましたかどうかわかりませんけれども、少なくともそういう五十海里が適当であるという意思表示をいたしております。
○寺井政府委員 非常に正確に申し上げにくいわけでございますが、海難によるものが全体の船舶による汚染の中で百二十六件程度でございますのであれでございますが、汚染全体の量の中のパーセンテージといたしますと、大体二〇%ぐらいというふうに了解いたしております。
○寺井政府委員 リベリア等からは、まだ回答が参っておりません。
○寺井政府委員 「フェリー阪九」と貨物船の「第五・三洋丸」が来島海峡の付近で衝突をした事故でございますが、これは「フェリー阪九」の左舷に「第五・三洋丸」がほぼ直角に衝突いたしております。これも原因につきましては目下調査中でございます。視界その他非常に悪いという状態でございませんので、相当慎重に原因を調査したいというふうに考えております。
○寺井政府委員 御指摘のように、フェリー桟橋等におきますやりくり、これに無理がありましてはやはり運航上無理が生ずるということであろうかと存じます。私どもも、海運局とも十分連絡をとりまして、その辺に無理があるようならば十分余裕を持たせる運航をさせる必要があろうというふうに考えております。
○寺井政府委員 御指摘の「フェリーかつら」は大阪湾を出港して間もなく衝突しております。これは双方とも相手船を視認いたしておりまして接触をしたということになっておりますが、原因につきましては目下調査中でございまして、現段階では明確にまだお答えできない状態でございます。
○寺井政府委員 油の汚染、海洋汚染の関係につきましては、リベリア籍、パナマ籍の船舶によるものが四十九年におきまして百七十一件ございまして、これは外国船によるものの約半分に当たっております。
○寺井政府委員 汽船だけというのはちょっとわからないのでございますけれども、三千トン以上の船舶で抽出いたしておりますのによりますと、これは韓国船は四隻しかございません。
○寺井政府委員 水門を新設した場合にどのくらいの経費がかかるか私どもでは計算したことはございません。ただ、水門をつくるのには相当時間がかかるというのが一つございます。そこで、こういう排水施設の系統の先で応急のバルブをつけて水が流れないようにしておりますので、一応これはここでとまるということでございます。
○寺井政府委員 ただいま先生御指摘のように、三菱石油水島製油所では防油堤を新たに約六千四百キロメートル設置いたしまして、タンクのある部分と製油施設のある部分と、大きく分けまして二つの区画に全部張りめぐらしておる、そしておのおの十万立法メートルの容量があるというふうに報告を受けております。
○寺井政府委員 まず第二ガードベースンに雨水と冷却水が入ってまいります。この閉鎖措置はガードベースンと排水用のピットと申しますかその間で新しい水門を設けましてここでとまるというふうになっております。それから反対側から、やはり排水溝がありまして、雨水が参りますが、これも排水ピットの手前でバルブをつけてそこでとまるというふうに聞いております。
○寺井政府委員 北海道を二分いたしまして、日高沖の方に三隻常時おるように配船いたしております。それから釧路寄りの方に常時一隻。これは三隻、一隻常時でございますので、交代の船がおります。北海道庁の監視船とも協力いたしまして、私どもの方では三隻、一隻を常時配置をいたしております。
○寺井政府委員 農林大臣がいらっしゃるのであれば、お供させていただきますが、私どもの方は、組織といたしまして、毎日現状を把握いたしております。私自身が見なくても、わかるはずになっております。
○寺井政府委員 では、お供させていただきます。
○寺井政府委員 昨日の件は、三回目の入港に際しての件だと思いますが、やはり反対派の妨害があるという情報が入っておりました。私どもといたしましては、六隻の船を動員いたしております。航空機は一機飛ばしておりますが、そういうふうに一応の警戒をいたした次第でございます。
○寺井政府委員 貨物船が圧流されまして、漁船をはさんだわけでございまして、貨物船の方の船長についても、その事実関係をいま捜査いたしまして、これは警察のほうにすでに……(「貨物船の責任なのか」と呼ぶ者あり)貨物船の責任であるかないかを、捜査いたしております。
○寺井政府委員 お答え申し上げます。 ただいま運輸大臣及び外務省の方からお答えがありましたように、地位協定に基づく提供水域、地域に出入いたします艦船につきましては、海上保安庁としても報告を受けておりませんし、受けないというたてまえになっております。
○寺井政府委員 二百キロリットル流れたという通報は受けておりません。
○寺井政府委員 ただいまちょっとお答えが間違っておりましたので、訂正さしていただきます。 三十八条以降につきましては、タンクは入るということでございます。
○寺井政府委員 そういういきさつがあったかどうか、私ども聞いておりませんが、当時流出量が明確でなかったということは事実でございます。
○寺井政府委員 ただいま御質問のタンカーの数でございますけれども、四十八年に百六十九隻東京湾内に入っております。ただ、これのうち中型がどのくらいであるか、ちょっといま手元に資料がございませんので、調べましてお答えしたいと思います。
○寺井政府委員 簡単にいえばそういうことでございますが、流れ出て拡散した油の処理につきましては、いまの能力では不足しているということであります。
○寺井政府委員 流出油災害の対策協議会を中心といたしまして、民間と一緒になりまして訓練を毎年一回やっておるのが現状でございます。
○寺井政府委員 この問題の一番むずかしい点は、先生御指摘のように、日台航路というのがいつの時点で復活し得るのか、こういう見通しが現在のところ全く立っておらない点に非常に問題の解決のしかたのむずかしいという点がございます。
○寺井政府委員 ただいま先生御指摘の職種別の人数というもの、これは私ども実は受け取っております。ただ先ほど申し上げましたのは、具体的に各人が経験年数がどのぐらいで、どういう就職先の希望があるか、そういったものを実は期待いたしておりますが、これがまだ出てこない、こういう状態でございます。
○寺井政府委員 実はまだ具体的に航空会社に対して直接希望があるかないかというようなことを問い合わせてはおりません。先ほど申し上げましたような、経験年数その他の資料をもちましてできるだけ採用してもらいたいという依頼をしよう、こういうことになっております。
○寺井政府委員 先生御指摘のように、航空燃料税というものを徴収いたしまして、これを騒音対策に充てておるわけでございますが、国際線につきましては、協定上こういった種類の税を相互に免除するというたてまえになっておりまして、国際線の航空機から燃料税を実は取っておらない。
○寺井政府委員 当委員会が適当であるのかどうか、私、よくわかりませんけれども、むしろ運輸委員会あるいは公害対策等いろいろございますので、そのほうとも十分御相談をさしていただきますが、当委員会にもしかるべく御連絡申し上げたいと思います。
○寺井政府委員 けっこうです。
○寺井政府委員 私は、電報にどういう判こが押してあったか、一々記憶ございませんが、私どもが外務省からいただきましたコピー一部は、国際課で受け取りまして、これを航空局の審議官、次長、局長それから大臣官房の官房長、事務次官、政務次官、大臣まで持ち回り回覧いたしまして、その後は、国際課で厳重に保管をいたしております。
○寺井政府委員 このルートの早期解決をはかるためには、日本と中国との間の通信回線の設定が一番早いというふうに考えておりますので、当面は迂回ルートということになろうかと存じます。
○寺井政府委員 今後中国との間に技術的な取りきめをいたさなければなりませんので、その協定の進みぐあいにかかっておるとお答え申し上げておきます。
○寺井政府委員 さようでございます。ルートとしてのイスラマバードというのはルートを示すための表示としてあげておるにすぎません。
○寺井政府委員 現在のところ、具体的に救難活動が行なわれたという最近のケースがございません。しかし、たとえば漁船の遭難等に関連いたします救難活動のために航空機が飛ぶというようなことについては支障なく行なわれるものというふうに考えております。
○寺井政府委員 日台間の航空機の運航は、日中国交正常化後、運輸大臣の行政許可によって、台湾側の航空機の航行を認めておったという次第でございます。
○寺井政府委員 日本、台湾に関係のない第三国の航空機が台湾FIR及び日本の東京FIRを通過することは所定の手続によってやっております。
○寺井政府委員 この合意ができましたときに、そういう意思があったがゆえに、こういう協定ができたというふうに私どもは解釈いたしております。